この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
< 前へ しおりをはさむ次へ >
今でも怖い夜の繁華街 漆黒の果て無き快楽地獄
第1章 欲望の街、漆黒は呼吸するだけで入ってくる
 ひとみとの待ち合わせ場所は、一緒に夜遊びしていた頃も使ったことのある、肉料理の美味しい小さなレストランバー。料理もサービスも一流だが、客のほとんどは、職業や年齢が想像できない、いわゆる夜の住人といった感じの男女。R&Bの流れる店内で、何か良からぬ相談をしているように見えてしまう。

 テーブル席には空きがなく、カウンター席に案内された。一番奥のカウンター席には、白髪?いやシルバーだ。キラキラ光る長いシルバーヘアをオールバックになでつけた、青白い顔のトカゲのような冷たい表情の男がひとり座り、なにかを飲んでいる。

 怪しい客たちの中でもひときわ目を引く、本当に怪しそうな男。栄子は意識して目をそらした。「あんな人、うちの辺りじゃまず見かけない。住宅街には完全なミスマッチ。てことは、夜の街にこれほど似合う男はいないってことか…いやだ、怖いよ。ひとみ、早く来て~」そんなことを思いながら、栄子はギネスをオーダーした。昔から栄子が最初に頼む定番だ。
< 前へ しおりをはさむ次へ >
/1ページ
エモアイコン:泣けたエモアイコン:キュンとしたエモアイコン:エロかったエモアイコン:驚いたエモアイコン:素敵!エモアイコン:面白いエモアイコン:共感したエモアイコン:なごんだエモアイコン:怖かった
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ