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シャネルを着た悪魔
第6章 ☆CHANEL NO6☆


「………。」

それマジかよ?と言いたいのだろうか。

真面目な顔が一変、嬉しそうな子供みたいな顔になる。


男は単細胞で分かり易いウソをつくけど、こういう所があるから憎めない。……色々な事があるのが女だ。毎月の生理には悩まされるし、苗字だって基本的には捨てないといけない。

でも──こういう男の姿を見るたびに『女に生まれて良かった』と思うのだ。


男と女はまるで磁石の様だ、と言うのが正しいのか──。何なのか──。足りない所を補いあいながら互いに傷つき、人並みのストレスを背負って、大きく成長していく。

人間の面白い所はココだと思う。

性別でこんなにも違うのだから。



「だから、心配しなくていいわよ。」

「無駄な心配したくないんでしょ?じゃ、貴方が惚れた女を信じる事が先決よ。私は財布の事、信じてるもん」


「お、おめえ!財布ってなあ」

ほら、次は顔を赤くして怒りそうになっている。


私が今この場面で出した笑顔は、『有り得ない』と思っていた……心の底からの笑顔だった。


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