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シャネルを着た悪魔
第7章 ☆CHANEL NO7☆
ブリッジカフェとやらを車内で、Google検索を使い前もって相当調べていたけれど……圧倒的に写真よりも豪華だった。
一階にも幾つか席が有ったけど、主にカウンターが稼働している様子。そんな姿を横目で見ながら、階段を上がるとセカンドフロアが目の前に広がった。
割とお金持ちそうな人達が、団体で騒いでいた。多分これは一階の席よりもチャージ料金が高くなるんだろう。
──そして私達が通されたのは三階。
ソファーはひとつしか無くて、二階と三階を繋ぐ階段にはしっかりとカーテンがしてあるから実質、個室みたいなものだ。
ド派手なシャンデリアと、このブリッジカフェの内装はよく似合っている。
見た感じはクラブだけど……テヒョンが言ってた通り、クラブほどは音も大きくないしガヤガヤはしていない。