この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
シャネルを着た悪魔
第8章 ☆CHANEL NO8☆


「やけに、人数が多いグループだよ。誰か当たるだろう、って思ってしてるんだろうけど、こんなに多かったら万人受けは無理だ、逆に」

「え、でも多い方が好みのタイプが居るかもしれないじゃない。」


「30代、40代の人には見分けがつかないだろう。韓国市場だけで戦うつもりならまだしも、日本進出考えてるんなら、即オチだろうな。」

「現にAKBのファンもモーニング娘。のファンも若いやつが多いし、人気が何年・何十年と続いてるわけじゃねえだろ。」


「SMAPさんみたいに、国民的歌手、スターになろうと思ったら五人が丁度良い。偶数は絶対的なセンターが居なくなるからダメなんだ。」

「だけど三人だと少なすぎる。キャラが沢山作れない、だろ?」


「……確かに。」


「この中で残っていくやつなんて、知れてるよ。おめえみたいに○○君格好良い!っていうファンも同じようなグループが出てきたら、理由をつけてそっちに移動する」

「だから俺達は、曲とキャラと人間性でその人気を永遠にしなきゃいけねえんだ。」


「……。」

営業をしていた、だからマーケティングとかに関しても知識は有る。

でもやっぱりコイツは凄いんだ。

評論家みたいな綺麗事ばかりじゃなく、キッチリと現実を見た上で物事を述べている。しかもセルフプロデュースもそれで成功しているんだから、説得力が半端じゃない。

「やっぱ、凄いよ。アンタ」

「俺は何でも出来るんだ。ソン・テヒョンだからな。」


──否定はしなかった。

『ソン・テヒョン』という男の凄さを、もう既に知ってしまっているから。
/490ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ