この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
シャネルを着た悪魔
第1章 ☆CHANEL NO1☆

大阪支部の上司に韓国出発前、こっぴどく言われたことがある。

「良いか、カタカナ表記に近いのは"アンニョンハセヨ"なんだ。勘違いしない様にな!」

ザワザワとしている店内、私の横には生ビール290円!という手書きのポスター。

メニューに並ぶものは比較的……いや大分良心的なお値段だ。

でも穴場スポットだと思う。料理は家庭的で本当に美味しかった。

ご夫婦でしている居酒屋さん。こういう雰囲気好きだな~と私が呟いたのを良しと思ったのか娘の様に可愛がってくれる彼は、何かある事にここに連れてきてくれた。

すっかりマスター達とも仲良くなった私は、韓国の土産にフェイスパックを買って帰ってあげないといけない。


「アンニョンハセヨ─ねぇ」

思わず口に出た言葉。

3階で乗り込んできた韓国人男性がこちらを見て笑顔で挨拶をしてくれる。

あはは、と苦笑いをして会釈をした。


そして、程なくしてからエレベーターの電子版に"10"という文字が出る。

スカートを上げてからジャケットのボタンを留めて私は支部長室へ向かった。


/490ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ