この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
シャネルを着た悪魔
第10章 ☆CHANEL NO10☆

──宴は夜中の3時まで続いた。

さすがに8本もワインを空けて、その他諸々のお酒も飲んでいるメンバーはベロベロになりながら帰って行った。

自分で帰れるわ!なんて皆、強気に言ってたけど誰かに迎えに来てもらってるんだろう。

そうじゃないと、あんな千鳥足でスターがカンナムを歩ける筈がない。


合間合間に片付けていたのが幸いして、洗い物は明日の朝にでもまとめて出来そうな数しかなかった。


テーブルを台拭きで綺麗に拭いてからソファーに寝転がっているテヒョンに声を掛ける。

「テヒョン、寝るなら寝室行ってね」

「ああ。」


割りとマトモな返事が返ってきたので、少し驚いて上から覗いた。

「何だよ。片付け終わったのか」

「いや、ちゃんと起きてるんだ。と思って。てっきりベロベロで顔も虚ろだと思ってた」

韓国人は全員、素っぴんだと顔が薄いと思ってたけどコイツの場合は違う。

素っぴんでも日本のアイドルより格好良い、と思う。きっとこれは【惚れた弱味】では無いだろう。


「起きてるだろ、まだ3時だし。──てか、ヒョンからメールが来てた。」

「どのヒョン?」

/490ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ