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シャネルを着た悪魔
第2章 ☆CHANEL NO2☆
「いやーそれにしてもまさか御社のトップスターたちが直々にウチとご飯を食べてくださるなんて思ってもなかったので嬉しい誘いですよ」

「本当はマネージャーとスタッフたちがうかがう予定だったんですけど、やっぱり僕たちが伺わないと…御社の服に惚れ込んでいるのは僕たちなので」


と謙虚に話すのはライターを貸した男だ。


黒色のマスクを付けて、濃い青色のVネックシャツに白色の細身のパンツをはいている。

コートは──預けている時に見えたけどバーバリーロンドンで間違いない。

時計はロレックス・サブマリーナ。


彼たちのグループ名すら知らないし興味がないから、なにも調べていないけど多分かなり人気なんだろう。

前見た時も純粋に思ったが、全員中々センスが良い。


「本当にありがたいですよ。明日は東京ドームでのカウントダウンコンサートで忙しいはずなのに、わざわざお時間を作ってくださったことが」


東京ドーム……あぁ、やっぱりそうなんだ。


私の疑問を解決してくれた堅物上司は心なしか緊張している様に見えた。

支部長から直々に『お前も行け』という命令が届いたところを見る限り、多分この上司一人だと、こういう固い雰囲気になるのがヨメてたのかもしれない。


根っからの役人気質なのだろう。


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