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シャネルを着た悪魔
第15章 ☆CHANEL NO15☆
「ジンヒョンには……一番よく怒られたかな。」
「バラエティーで不貞腐れてる僕を怒ったり、メンバーで住んでる時に人の気持ちを考えて譲り合いながら行動しろ!って言ってくれたり。」
「テヒョンさんには、怒られた事ないと思う。」
「今でもそうだけど怒るというよりかは、兄貴の様にじゃれて来てくれた。──その可愛がり方は、時に肩パンチだったり色々と問題有ったかもしれないけど」
「でも僕が悩んだりしたら、なにも言わずにご飯に誘ってくれて背中を押してくれたよね。」
「ロイは、もう別格だよ。」
「俺の双子で居てくれて──一緒にサファイアになってくれてありがとう。」
「そしてマネヒョン、いつも俺達のこと見守ってくれてありがとう。」
「無茶な事ばっかり言って、本当に会社と対立した事何度も有ると思う。辛い立場に成っても俺達の事を、最後まで信じ続けてくれてありがとう。」
「──そして、リサヌナ。僕の大事なテヒョンさんを最後まで守り通してくれてありがとう。」
ジン君は、なにかを隠す様にして綺麗な顔を天に向けた。