この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
シャネルを着た悪魔
第2章 ☆CHANEL NO2☆

『じゃあ、そんな女の子が出てきたら、もうテヒョン君は惚れちゃうって事だね』


「そうですね、出てきてくれたら、僕は多分新曲を発表するペースが増えると思います」


ここでまた乾いた笑いが起きる。

この人がメインプロデューサーという事は───そういう事か、作詞作曲、彼自身がしているのかもしれない。

「でも~ズルい!僕達じゃなくて藤波さんとリョウくんの話もしてくださいよ~!」

「藤波さんだって、それこそお気に入りのコールガールの一人や二人は居るでしょ~!」


『ルイ!お前なぁ~』

と言ってワインを飲ませようとするが、何しろ男七人で飲んでいるのだ。もう……ボトルから出てくるのは一滴、二滴ほどしかない。


それを見た花沢類ならぬ、ジン君は同じのをもう一度頼んでいた。

オーダーの素振りを見せびらかす事もなく、あくまでも自然に。──さすがだ。


『俺はね、もう嫁と仲良くしたいから……ダメダメ!だけどリョウ、お前ももう芸能界長いし恋愛位は許される年齢と地位になっただろう。どうなんだよ?』


二年ほど前に不倫報道で、こっぴどく奥さんに叱られたらしい藤波さんは本気でイヤそうな顔をしていた。

何度か夫婦でテレビに出ているところを見た事があるけど、やっぱり芸能人と云えど家庭では『旦那』である彼。──そこらへんの家と変わらない様に奥さんの尻にひかれてた事を、よく覚えている。


/490ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ