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if…─もしも、ちーちゃんが女子高校生だったら…
第1章 もしも、ちーちゃんが女子高校生だったら…
「ッ…ふ…ぁ……」
上がっていく互いの体温…
熱を持ち始め甘くなるばかりの吐息…
切なくなる呼吸に僅かに唇を開くと、そこから彼の舌が入り込んできて更にカラダの奥の奥の方に熱を灯される。
抱きしめられたまま深まるキス…
声を抑えなければいけないのに、つい忘れてしまうほど頭がクラクラしてもう仕方がない。
「ひじり…く…、ンン…」
だんだん脚に力が入らなくなってきて、すがるように彼を見つめると更にきつく抱きしめられる。
そして…
「可愛い、センパイ…。ちゃんと周り、見ててね…」
「ヒッ…っ、ん──…!!」
そんな声に、吸い付かれた首筋にチクリとした甘い痛みがさした。
そのまま耳の後ろの方まで舌を這わされて、アタシはビクッと跳ねるカラダを強張らせ、背筋を走るゾクゾクする戦慄に必死に声を堪える。
「ほら、静かにしなきゃ…」
「っ───…」
そう言いながらの甘く耳たぶに歯をたてる彼。グチュリ…と音を立て舐った耳の中に息を吹き込み、アタシの感じるところばかりを的確に責めてくる。
そんな彼の行為に瞼に涙を溜めながら、後ろから何をされるかわからないまま与えられる快感に、敏感に反応し続けるアタシ。
もう下着の奥には熱い潤みが広がっていて、薄い布地に淫らな染みを作ってしまっているのが自分でもわかる。