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if…─もしも、ちーちゃんが女子高校生だったら…
第2章 もしも、奴らが電波ジャックをしたら…
聖「ま、オレ的にはちーちゃんをダシに呼び出しといて、このまま放置プレイってのもいいんだけど。でも番組のためだしねー、仕方がない。はーい、呼んじゃってー」
葵「…ということで、本日のゲストのみっくんでーす♪」
聖「いぇーい(棒読み)」
ドンドン♪(*-ω-ノノ゙☆パフパフ♪パチパチ☆
雅「………」
葵「…あれ?みっくん、なんでなんにも喋んないの?せーっかくオレたちの番組のゲストに呼ばれたんだよ?」
聖「光栄に思いなよー、ちょっと頭が高ーい。…あーあ、やっぱホントお前って、ツ・カ・エ・ナ・イ」
雅「…………なぁ、千隼…」ボソッ
葵「ん?なに?あぁ、ちーちゃん?ちーちゃんなら見ての通りここにはいないよ?だってさ、今朝からナギと一緒に出掛けてるし。なんだっけかな、確か樹氷がどうとかって…」
雅「あ?」
聖「ドイツ、シュヴァルツヴァルトの"黒い森"…」
葵「あー、そうそう、それそれ。なんかさ、樹氷を見にお散歩にちょっとそこまで出てくるからーってさ。ほーんと、寒いのによく行くよねぇ。オレ寒いのチョー無理ぃ」
雅「…………」
聖「あははっ♪葵くんってば暑いのとか寒いのとかホントダメだよねぇ。暑すぎても寒すぎても動けなくて要介護になるし。
それをいいことにギャップにとことん弱いちーちゃんの擽りまくった母性本能に付け込んで、あんなこととかこんなことさせてるの、オレ知ってるんだからねー」