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if…─もしも、ちーちゃんが女子高校生だったら…
第2章 もしも、奴らが電波ジャックをしたら…
聖「あはっ♪お前がかまちょとか、オレたちにそんなツンデレアピールされてもねぇ…萌え要素皆無っていうか、誰得?なんですけどー」
雅「だーかーら…っ!!っせーよ、ほっとけ」
葵「はいー、猫耳でそんなシャーシャー言われてもぜんぜん怖くないし♡むしろ可愛いし♡ワシャワシャ♪まぁ、猫耳のちーちゃんの方が断然可愛かったけど」
聖「そんなちーちゃんを見つけた瞬間、葵くんってば即行脱がしにかかってたけどね」
雅「………」
葵「だってぇ、とっても可愛いかったんだけど、彼女には大きすぎる明らかなメンズサイズ。オレんでもない、サイズ的に聖のでもない、ましてやナギがそんなの着るわけない」
聖「渚くんが猫耳とか…着てたら着てたでそれはそれで…ププッ♪」
葵「しかもパーカーの下は素足にショーツだけ。明らかにそんなさー、たった今ドコの誰のもとからきましたっていわんばかりの格好でだよ?そいつの匂いプンプン振りまかれながら目の前フラフラされてみてよ」
聖「それも例えば寝起きで機嫌最悪な葵くんが生息する早朝のキッチンとかで?」
葵「だよー。ちーちゃんこそ寝ぼけてたのかなんだか知らないけど、あまりにも無防備さにビックリしすぎて、オレ不機嫌モードながらも一瞬戸惑って三度見したからね」
聖「わはっ♪ただでさえ彼シャツから生足チラリ系の格好、葵くん超ツボで大好物なのにー。にもかかわらず寝起の理性ぶっ飛んでる葵くんを躊躇わせるとか、もはや天然もご愛嬌通り越してちーちゃん最凶説♪♪♪」
葵「だもんさー、テーブルに朝食が並ぶ前にそりゃちーちゃんが乗るでしょ。てか、オレじゃなくてもそうなるから。あんなの見たら絶対誰だってそうなるから!!」
聖「まぁ、今朝の場合、寸前のところで丁度起きてきた渚くんに見つかって未遂で済んだんだけどねー。葵くんってば、後頭部思いっきり新聞で殴られちゃって♪あれ、超痛そうだったよねー♪……すっンごい音してた」