この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
手を繋ごう~愛憎Ⅱ~(復旧版)
第3章 パニックな朝と懸念
月曜日、ゆうは職員室での職員会議を終え、自分のクラスでのHRを行おうと、廊下を歩いていた。

(??なんか騒がしい声が聞こえるわね…)

どこだろう…そう思っていると、その騒がしい声は

(うちのクラスじゃないっ!!)

ガラッと教室を開けて、
「みんなおはよーう!」

と言っても、一部の生徒は気付いてるが、騒がしいクラスに学級日誌などを抱えていた仕事道具をボンッと力を込めて

「みんな?おはよう。」

と、いつもとは違う笑顔でゆうは挨拶してみる。

シーン…とした教室の生徒は静かに席に戻って行った。

「みんな、何に騒いでたの?」

と、聞くと

誠の友人の筈の望月紘が

「川中誠くんと高橋萌ちゃんが付き合い始めたそうでーす!」

と言う声で、また騒がしくなる生徒。

(まぁ、まこちゃんの方はバルバレだったから、そうなっても当たり前だと思うけど…こんなに騒ぐかしら…?)

事の成り行きを知っているゆうは、疑問を覚え

「それで騒いでたの?」
と聞く。

誠は慌てて、紘を止めようとしてる様子で

「紘、そ、それいじょ…!!」

と、誠が制止する前に

「誠くんと萌ちゃんが電車の中で熱烈キスしていたのを目撃したからでーす!!」

と、紘は答える。

ピシ…ッと固まるゆうに項垂れる誠。

ゆうは教卓をまたボンッと、先ほどより力一杯に書類らを叩きつけ


「川中誠!高橋萌!!HR終わったら職員室に来なさい!!!」

と、叫んだ。
/372ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ