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手を繋ごう~愛憎Ⅱ~(復旧版)
第3章 パニックな朝と懸念


(とは言いつつ…。私も言いたいだけ言って、なにもするわけにはいかないしな…。)

萌と誠との行動する時間などが異なってくるゆうは考える。


(うぅ〜ん…)

ゆうは唸り。


(あ、そうだ。あの子なら話を大体理解してるし、学年は違うし、ちょっと繋がりはないけれど、あの子に相談してみよう…)


放課後の時間とある人物を呼び出すことにした。










放課後

とある人物を呼び出し、

ゆうは自分の思った事や、誠と萌の事を相談してみた。


「何もない事、それだけが、私の願いなの…。もしよければ協力してもらえるかしら…?」

ゆうは神妙な顔をし、相手に話す。


はぁぁぁー…
その人物はため息を漏らす。


「分かりました……ゆう先生の勘は当たりやすい…。俺も知ってますからね…。
万事安泰に済めば良いのですが…。
そうならないように…と言う予防として、自分も協力させて頂きます。」


彼も、昔ゆうの勘が当たり、助けてもらったことがあった。


「悪いわね……色々忙しいし……」

ゆうは申し訳なさそうに言う。

「いや、誠に請求しますよ、お礼はね」

その人物は笑いながら言った。


「ありがとう!よろしくね!!」

ゆうは笑顔で言い、

ある人物は、コクンと頷き

「それじゃあ、失礼しますね。誠の元に行きます」


と、人物は教室を出て行った。

「うん。ありがとね。」


ゆうの言葉を背中に残して…ーー。


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