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手を繋ごう~愛憎Ⅱ~(復旧版)
第2章 お勉強の時間
「ほーらぁー萌ー、ここ違うじゃんかぁ〜」

数学の問題集を見ながら、ノートに書かれた公式が間違っていると言いながらもノーブラ、その上に白いTシャツ、その下の服は履いてなく、パンティもつけていない状態の高橋萌の両胸を、後ろからもみもみ…と川中誠は揉む。


帰り、電車で、お互いの体をまさぐり合い、誠の液体を出した時に

『にゃろー…あとでお仕置きするからな…』

そう言われ、萌はドキドキしていたのに、誠の最寄駅に着き、連れて行って貰ったのは、何故か本屋さん。


参考書が並んでる棚の方へ行き、パラパラと誠は中身を物色したのちに

「あ、これ良いな」

と、次々と今習っている教科の問題集を取り出して行った。

文具が並んでる場所でノートも数冊選び

「よし、行くぞ。」



そう言い、レジで自分の金で代金を支払った後、

「はい、これ。」

と、包みを萌に手渡した。


「…へ?」


萌はその状況に、最初、把握するのに時間がかかった。


「お前の前の試験の順位聞いた。問題集は俺のノートを見て、買ったノートに繰り返しやること。良いな?」


誠は言う。


そう言えば、書き直した…と言っていた、ノートを見せて貰ってなかった。


そして、先ほど、誠の家に着き、

「はい、コレ」

と、見せられたのは、今習っている教科の復習ノート。


パラパラと見て

「すご…っ」

わかりやすい。

と、感嘆の声を上げた。



「そうさ…俺が部活を休み、図書室で引き篭って作ったシロモノさ。
だから…お礼して?」
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