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手を繋ごう~愛憎Ⅱ~(復旧版)
第2章 お勉強の時間
そう言われ、取り出したのは、いつも、誠が着てるであろう、白いTシャツ。
「へ?」
「ノーブラノーパンで、俺の上で勉強すんの。」
「……えええ!!そ、そんな、白だと透けちゃう……!!
しかもノーパンって!!」
萌は必死に抵抗し、ああでもないこうでもないと言うが、「イヤ。」「ダメ。」と譲ってくれない。
そんな状況になったのが1ヶ月前の事だ。
「嫌!ぜっったいイヤー!!!」
と、強調し、

「じゃあ、次はブラジャーとパンツをつけて、次はブラジャー外して、次はブラジャーとパンツ両方外してって言うのはどうだぁぁぁ〜!!」

と、言われ、押し問答になった末に

「ねぇ…お願い?」

と、お願いされた結果。

「……はぁ……分かったわよ……」

項垂れる萌に

「やった!!」

と嬉しそうな誠は、なぜか、今週は土日のバイトを休むらしい。

(こいつは何をやっているんだろう…)

お金を貯めたいのではないのか。

萌は疑問に思う。

ちなみに、しっかり、誠は下は灰色のスウェットを履いてるが、硬く勃った股間はしっかり萌の腰に当てられている。

1週目は黒いスウェットだったが、2週目以降は灰色のスウェットに変わっていた。

何故なら、間違える度にブラジャーやパンティ越しから刺激してくるため、勉強が終わると、その頃にはパンティがヌレヌレで、
太ももを触った誠が、萌の蜜が垂れて、濡れたスウェットに気付き、
ニヤリ…と、笑ったからだ。

その後、執拗な誠の愛撫に翻弄され、萌が意識を飛ばした後に、布団に寝かされている。

「おはよ。萌」

と、違う服に着替え、軽く口にキスをする誠は、執拗に愛撫して来たり、意地悪してくる時とはまるで別人で、そのギャップにドキンとしてしまう。


(私が寝ている間、まこちゃんは何をしてるんだろう?)

疑問を抱き、聞いてみたら

「いやっ!そのっ!」

と、赤面し、次の週にはもっと激しい愛撫が待ち受けている。

先週は萌が女の子な日だった為、思う存分、乳首を触られた。
こちらもこちらでうずうずしている。

いやしかし
(これは)
拷問だ。
拷問以上の何者でもない。

萌の頭の上に誠の頭があるので、幸い耳元への刺激はない。

(でも間違えるたびに、体の色んな所触られる!私の頭の方がおかしくなりそう…)
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