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連攣鎖(つれづれぐさ)*
第28章 ランパブ

「1時間タダだから、タダ酒飲みにきた。」

と正直に答えるほど、勝手に怪しみ、
『週刊誌の女性記者潜入レポじゃないか?』
と騒いでいました。

じきにノリのよい曲が流れ、ブラックライトやミラーボールが回り始めます。

女の子たちが総立ちになり、ひじ掛けに足を置いて、客を跨ぐようにして踊り始めます。

先輩が2人の女の子の脚の間から見えますが、
その視線は自分の真上に立つ女の子の股間と、ゆさゆさと揺れてはみ出そうな胸に釘付けでした。

女の子たちは思い思いに踊ります。

腰を回す子、客の肩に手を置いて、間近で胸を揺さぶる子、足を置き換えてお尻を顔につくほど近付けて、脚の間から胸を見せる子。

中には、ストラップを外して、たわわな乳房を見せつける子もいました。

私はそれを見ても勿論興奮しないのですが、先輩は目をギラギラさせて見ていました。

他のテーブルの客は、女の子が落ちないように太ももやお尻に手を回したり、
揺れるブラに顔が付きそうなほど近付いたりしていましたが、
先輩は遠慮しているのか、じっと見上げるだけでした。


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