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連攣鎖(つれづれぐさ)*
第33章 カラオケボックス
家についてお風呂に入る。

ウッ…

シャワーを浴びると、執拗に責められた乳首に湯が滲みた。

見れば、薄皮が剥けてピンクに腫れていた。
湯の僅かな刺激にも反応して硬く尖っていた。

私はボディーソープを手に取って泡立て、静かにそこを洗った。
湯船に浸かっても滲みる。

ああっ…

情事の痕を体に刻まれた。

そぉっとそこに触れると、ツルツルとしていて、本当に薄皮は剥かれていて、新しいピンク色の皮膚が現れていた。

どれだけ吸い付くされたんだろう。
それは2、3日、ブラに擦れて私を悩ませた。

翌日トップの部屋に挨拶に行くのが慣わしだが、外出の仕事で私だけ行きそびれた。

一人後から入るのに何らかの反応はあるのだろうか。少し期待して部屋に入る。

「おう、昨日はお疲れさん。楽しかったな、また飲もうな。」

ありきたりの返事にありきたりの挨拶で返す。

あくまでも挨拶で、実際にその後飲みに行くことはなかった。

そして、トップは無事退職される。

役職を離れ、ただの人となったら、もしかしてアクションがあるか?としばらく期待していたが、
目にすることなく貫かれた鋼の刃に二度と遭遇することはない。
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