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連攣鎖(つれづれぐさ)*
第38章 プロ2
焦らしプレイのつもりは全くないのでしょうが、あまりにも優しく丁寧すぎて、もどかしくなるほどでした。

ようやくバスルームにエスコートされ、その時はバックを脱衣スペースに持ってきてくれました。
こちらの方が信頼しきっているので、逆にプロ意識に触れて寂しく感じる部分でした。

1人シャワーを浴びて、湯船に浸かります。体をしっかり温めてくるよう言われていましたが、これから起こることに期待してドキドキしていました。

ガウンを着てベッドに横たわります。
藍さんが軽くシャワーを浴びる間、ドキドキしながら待ちました。

アロマオイルを焚いて音楽が流れます。照明は出来る限り暗くなりました。

情報によれば、アロマエステとフェザータッチによる施術です。

うつ伏せで寝ている私に声が掛かり、バスローブが少し捲られます。
パウダーが振り、優しく触れているかわからないほどのタッチが訪れます。

力を入れることより、その繊細なタッチを生み出すことの方が数倍神経を使い労力がいるのではないでしょうか…

そして暖かい指先…
フェザータッチ…
名付けるなら、天使の羽根…
天使に包まれて私は眠りに落ちてしまいました。
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