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連攣鎖(つれづれぐさ)*
第39章 プロ2ー2

再度設定した時間になり、藍さんはやってきました。
駅近に有名なホテル街がある場所に向かいます。

「今日は人目を気にしなくていいんですよね?」

「はい。」

そう言うと藍さんは私の手をとり繋いでくれます。

お姫様繋ぎと言えばいいでしょうか、藍さんの肘が藍さんの腰に当てられ肘先を上に上げて、

『お姫様どうぞ』

といった形です。

体の前に手があり繋いでいることが目立ちます。

かなりの年下カップル?
すれ違う人の視線が気になります。

藍さんは無意識かもしれませんが、これはかなりの羞恥プレイでした。

白昼にホテル街を歩く、コンビニにたむろしてる若者たちに、私達はどう映ってるのでしょうか…

公開羞恥プレイはようやく終わり、一軒に入りました。

その間、遅れたことを始終詫びていましたが、部屋に入った途端逢瀬を待ちわびた恋人のようにハグされてキスを交わします。

また唇が触れるだけのキスです。
愛しくて仕方ないといった感じに、また錯覚に陥ります。

唇に触れてきた時にキスを返し、唇を舐めて舌を挿し入れました。


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