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連攣鎖(つれづれぐさ)*
第41章 1日だけの恋人
部屋がまだ少し寒く、布団の中で藍さんと温もりを分かち合います。
毎回丁寧に触れられてキスされて、ボタンを外されていきます。
布団の中で裸になり、直接肌の温もりを感じました。
藍さんのパンツに手を掛けると、藍さんがそれを脱ぎ捨てます。
直に触れれば、それが発熱源であるかのような熱さでした。
布団やシーツの他人の肌の感触と、自分の肌のような藍さんの体…
そこに身を寄せ暖を取ります。
藍さんの手も私の身体を温めるように動くのですが、違う熱を帯びて発熱していきました。
藍さんの指が割れ目を撫で擦ります。
待ち焦がれた私にはもどかしくて、自分から少しずつ脚を開き、藍さんの方に腰を近づけました。
すうっと藍さんの体が布団から抜け出て、私の腰辺りに正座すると、私は浅ましくも触れやすいように身体を向けます。
割れ目を撫で擦る藍さんの指が状況を捉えて挿って来ました。
薄暗い中で、そこの感覚だけで互いを探り合っているようでした。
クチュクチュと水音がし始め、無言の藍さんに、
『どうなってる?』と問いただされているように思いましたが、目を瞑り、そこの感覚に集中します。