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連攣鎖(つれづれぐさ)*
第48章 青い鳥、その2
あろうことか、白のボクサーパンツの裾がレオタードの裾から見えていて、脚も女の子にしては毛深い感じでした。
このピアノ演奏者は、これから研修が始まる1期後輩の中から選ばれるのが慣わし。
ハプニング風に始まった演奏にのせて、式は滞りなく終わります。
そして配属先の発表。
私は希望するG県に配属、理由は彼の住まいが隣県のS県だから…
現在の住まいからだいぶ離れての配属にどよめきが起こります。
「○○(私の名前)左遷か?」
「希望だったのか?」
「通えないよな、転居だよな。」