この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
連攣鎖(つれづれぐさ)*
第19章 玩具
玩具、いわゆる大人のオモチャですね。
この辺からが、ノーマルとの境界線の一つの目安じゃないかと思ってます。
人が木や石を使い、火をおこし、物を加工して、道具を使うようになったことから、進化していったと言われています。
同じように、互いの身体だけで交われるsexに道具を用いることで、内容も関係性も進化を遂げます。
彼のいない飲み会で事件が起きました。
紅一点の飲み会です。年齢の近い仕事のグループで、二次会にカラオケボックスに行きました。
日中からエロトーク満載のメンバーで、私はからかいの対象といった感じでした。
そして、公言できる彼氏がいないことから、私は彼もいないし、処女ではないかと、勝手に思われていました。
その日のボックスでは、エロトークに熱が入り、2人くらいの先輩はネクタイハチマキにスラックスを脱いで、古き良き日本の頂点の時代を再現していました。
ひょんなことから、大人のオモチャを使ったことがあるかと尋ねられました。
知らない…
答えると知らないのは恥であるかのように言われます。
知ってる…
使ったことがあるか?
………