パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第14章 やさしいじかん

「んっ……あん、ああんっ！」


蠢く言葉たちを振り切るように、


みなみは男に没頭する。


今度は男が背後からみなみを突く。


肉がぶつかる音が響く。


パンパンパンパン！
パンパンパンパン！


「ああーっ、あっ、あんっ……もっと！


もっとしてぇ！」


男は興奮に拍車がかかったようで、


みなみの髪を引っ張り乱暴にしてきた。


蜜壺がきゅううっと締まる。


串刺しにされているような感覚。


下腹いっぱいに男の根が跳ね回っているようだ。


「ああん！あん！あっ……


あーっ、あっ………


して！もっとして！


殺してえっ」


みなみは極まるとそう叫ぶ。


………いつも、そうだ。


無数の中傷を受け、心が裂けて血が溢れ出


す。自分の肉体はそうなっている。


いつだってそうだ。


「してえっ、


殺してーーーーー」



男の手が躊躇いがちにみなみの細い首を掴んだ。


犬の交尾ような格好で深い快楽を味わいながら、


このまま逝くのも悪くないなと思った………




































〈おわり〉