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あんなこんなエロ短編集
第16章 飛んでく心

ーーーーー4日後。
残業が早めに終わり、
あさみのアパートにサプライズで行こうと
思いついた。
あんなに泣いてたんだ………
少し日を空けてみた。
あさみの好物であるシフォンケーキを買って、
鼻歌混じりに向かう。
秋が深まってきた。
風は冷たく、空も曇っている日が増えた。
「こんな季節はぬくもりが一層欲しくなるんだ
よね~♬♬
車を駐車場に停め、
足取りも軽やかに3階の部屋に駆け昇る。
(灯り点いてるな……よし♬♬♬)
ケーキの白い箱を揺らさないよう気をつけ、
インターホンを押した。
「……………………」
返事がない。
(おかしいな、灯りは点いてるんだから居るはず…)
再度押す。
やはり返事がない。
(消し忘れたまま出掛けたのかな?)
今日行くからねと連絡してないわけだし。
出直そうと思い踵を返した。
「………☆◎*っ!……」
部屋から小さな声がした。
僕は振り返って扉をノックした。
「………ん!!あん!」
(ん………………?)
あさみのアパートには玄関ドアの右上に小窓が
ある。
(あ。空いてる)
2ミリくらい隙間があった。
悪いと思いつつ覗く。
すると………………
残業が早めに終わり、
あさみのアパートにサプライズで行こうと
思いついた。
あんなに泣いてたんだ………
少し日を空けてみた。
あさみの好物であるシフォンケーキを買って、
鼻歌混じりに向かう。
秋が深まってきた。
風は冷たく、空も曇っている日が増えた。
「こんな季節はぬくもりが一層欲しくなるんだ
よね~♬♬
車を駐車場に停め、
足取りも軽やかに3階の部屋に駆け昇る。
(灯り点いてるな……よし♬♬♬)
ケーキの白い箱を揺らさないよう気をつけ、
インターホンを押した。
「……………………」
返事がない。
(おかしいな、灯りは点いてるんだから居るはず…)
再度押す。
やはり返事がない。
(消し忘れたまま出掛けたのかな?)
今日行くからねと連絡してないわけだし。
出直そうと思い踵を返した。
「………☆◎*っ!……」
部屋から小さな声がした。
僕は振り返って扉をノックした。
「………ん!!あん!」
(ん………………?)
あさみのアパートには玄関ドアの右上に小窓が
ある。
(あ。空いてる)
2ミリくらい隙間があった。
悪いと思いつつ覗く。
すると………………

