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第17章 よごと

愛美にしてみればそう思うんだろう。




「まぁね！」




私は鼻高々に見せてみる。




「あー！ずるい！しかもあんな良い人つかまえてさぁ。



安定してるし、優しいもんね祐希さん」





口で言うほど私が天狗になってないのも愛美は知っているし、




そう言うほど祐希が安定した人間でもないことを私は知っている。




まぁ、普通の勤め人だ。





祐希と私両方の希望で、家庭に入る。





愛美には長年付き合っている年上の彼がおり、




彼女もきっとその人と結ばれるのだろうなと思う。





「うわ！もぅこんな時間！




昼休みって短いよね」





私たちは慌てて食べ、




部署へと駆けて戻った。