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あんなこんなエロ短編集
第17章 よごと

フッと脳裏にあの夏が蘇る。
『お父さ………、やめて………』
小学生の私は、学校から帰るのが大嫌いだった。
父親は私を立たせると紙を剥ぐように1枚1枚服を
脱がせ、
パンツ1枚にした。
震える声で抵抗するのがやっと。
ニヤニヤと下卑た笑いを浮かべ、
父親は私にメイド服を着せる。
それは日によって変わり、
時に着物、
時にバニーガール、
時にスクール水着となる。
着せたら私を床に寝かせ、
足を持ち上げパンツを下ろし弄り始めた。
私に出来ることは、
目を瞑り願うことだけだ。
〈ダレカ、タスケテ〉
…………もちろん、願いが届くことはない。
父親は仕事も不安定で、夜帰ってこない時もあったが
不思議と人から好かれる能力だけは長けていた。
「おと………さん、やめて………お願…い……」
バシッ
頬に痛みが走る。
「黙ってろ!」
抵抗が無駄だと達観してからは無言を通した。
『お父さ………、やめて………』
小学生の私は、学校から帰るのが大嫌いだった。
父親は私を立たせると紙を剥ぐように1枚1枚服を
脱がせ、
パンツ1枚にした。
震える声で抵抗するのがやっと。
ニヤニヤと下卑た笑いを浮かべ、
父親は私にメイド服を着せる。
それは日によって変わり、
時に着物、
時にバニーガール、
時にスクール水着となる。
着せたら私を床に寝かせ、
足を持ち上げパンツを下ろし弄り始めた。
私に出来ることは、
目を瞑り願うことだけだ。
〈ダレカ、タスケテ〉
…………もちろん、願いが届くことはない。
父親は仕事も不安定で、夜帰ってこない時もあったが
不思議と人から好かれる能力だけは長けていた。
「おと………さん、やめて………お願…い……」
バシッ
頬に痛みが走る。
「黙ってろ!」
抵抗が無駄だと達観してからは無言を通した。

