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あんなこんなエロ短編集
第4章 彼女は女神サマ

『~~~は、犯人は前事件と同一犯の男女二人組と見られており捜査本部を設置して追跡に当たっておりますーーー』
「怖い世の中だね、全く…」
厨房で調理師が独り言のように呟いた。
俺は遅い昼飯を食べながら、
「そっすね」と返す。
殺人事件の速報が映っている、小さなテレビ。
「ごちそーさま」
代金を置きスーツの上着を抱えて店を出た。
背中に調理師オヤジの「ありがとうございましたー」
が届く。
どこで何が起ころうが知ったこっちゃない。
俺は自分の身に奇跡が舞い降りたとしか思えない。
足が軽い。
「ふっ」
歩きながらニヤリと笑ったら、
向かいから来た歩行者が素早く俺を避けた。
「怖い世の中だね、全く…」
厨房で調理師が独り言のように呟いた。
俺は遅い昼飯を食べながら、
「そっすね」と返す。
殺人事件の速報が映っている、小さなテレビ。
「ごちそーさま」
代金を置きスーツの上着を抱えて店を出た。
背中に調理師オヤジの「ありがとうございましたー」
が届く。
どこで何が起ころうが知ったこっちゃない。
俺は自分の身に奇跡が舞い降りたとしか思えない。
足が軽い。
「ふっ」
歩きながらニヤリと笑ったら、
向かいから来た歩行者が素早く俺を避けた。

