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あんなこんなエロ短編集
第21章 裏のかお

「まぁあんたが幸せならいいんだけどさ?
まずくない?
生徒の親ってのは流石に」
「うっ……………、
そこはかなり重く受け止めてるんだよね」
学校にて伊東雪途と会うたび、
一方的に萎縮してしまう。
が、雪文の顔の美しさからしたら雪途の目の大きさや
顔の小ささは納得だ。
当然、奥様も美人なのだろう。
PTAったってそんなに接触する機会がなく、
顔を知らないのだ。
だから罪悪感も薄いのかもしれない。
「…………潤ってるよね………
この肌!ノリの良さ!」
歩美は冴子の頬を抓る。
「ひたたたた!」
「ハマり過ぎないようにね?」
真剣な歩美の台詞が、鳩尾のあたりに染みた。
************************
「まだかなぁ………」
冴子は腕時計を見た。
約束の時間から10分過ぎている。
伊東と待ち合わせ中の、夜の街中。
着飾った男女の喧騒が華々しい。
平日だというのに、皆時間を楽しもうと躍起に
なっているみたいだ。
伊東が遅れることは今までにもあった。
冴子自身そういった些細なルールはあまり気にならない
ため、
多少の遅れならばO.K.なのだが…………
「ん?あれって………」
まずくない?
生徒の親ってのは流石に」
「うっ……………、
そこはかなり重く受け止めてるんだよね」
学校にて伊東雪途と会うたび、
一方的に萎縮してしまう。
が、雪文の顔の美しさからしたら雪途の目の大きさや
顔の小ささは納得だ。
当然、奥様も美人なのだろう。
PTAったってそんなに接触する機会がなく、
顔を知らないのだ。
だから罪悪感も薄いのかもしれない。
「…………潤ってるよね………
この肌!ノリの良さ!」
歩美は冴子の頬を抓る。
「ひたたたた!」
「ハマり過ぎないようにね?」
真剣な歩美の台詞が、鳩尾のあたりに染みた。
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「まだかなぁ………」
冴子は腕時計を見た。
約束の時間から10分過ぎている。
伊東と待ち合わせ中の、夜の街中。
着飾った男女の喧騒が華々しい。
平日だというのに、皆時間を楽しもうと躍起に
なっているみたいだ。
伊東が遅れることは今までにもあった。
冴子自身そういった些細なルールはあまり気にならない
ため、
多少の遅れならばO.K.なのだが…………
「ん?あれって………」

