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あんなこんなエロ短編集
第33章 マタ逢イマショウ

「ーーー先生。
夢乃はこの位でいいのでは?」
「うーむ。
脳波には異状なしだな。
しかし仕方ないだろう。
お母様から泣いて懇願されてはなぁ………」
白衣を着た男が二人……一人は若く、
先生と呼ばれた方は髭をたくわえた紳士風だ。
夥しい本数の管にが夢乃の裸体に繋っている。
集中治療室の中は機械音と二人の声だけがして
静かだ。
「夜毎男をかえてはセックスをし、
クスリを使って強い快感を味わう依存性。
学校からは強制退学。
まだ11歳だというのにな。
脳内を錯乱させ戦時中に放り込み荒療治せねば治まら
ん」
「けど先生。
彼女はよほどセックスが好きなんですね。
ほら」
夢乃の脳内映像が壁に掛かった画面に表れた。
『ああん、あんっ!
すごぉい……もっと………もっとしてぇ……』
半裸の老婆は土下座体勢になり、
若い男に後ろから突かれている。
枯れ木のような右手を伸ばして白髪頭の男の棍棒を
握り、
懸命にしごいていた。
「戦時も気にせずセックスか。
この治療は長丁場になるな……………」
「また逢うのはかなり先ですね先生」
二人はどこか愉しげに口を歪ませた。
夢乃はこの位でいいのでは?」
「うーむ。
脳波には異状なしだな。
しかし仕方ないだろう。
お母様から泣いて懇願されてはなぁ………」
白衣を着た男が二人……一人は若く、
先生と呼ばれた方は髭をたくわえた紳士風だ。
夥しい本数の管にが夢乃の裸体に繋っている。
集中治療室の中は機械音と二人の声だけがして
静かだ。
「夜毎男をかえてはセックスをし、
クスリを使って強い快感を味わう依存性。
学校からは強制退学。
まだ11歳だというのにな。
脳内を錯乱させ戦時中に放り込み荒療治せねば治まら
ん」
「けど先生。
彼女はよほどセックスが好きなんですね。
ほら」
夢乃の脳内映像が壁に掛かった画面に表れた。
『ああん、あんっ!
すごぉい……もっと………もっとしてぇ……』
半裸の老婆は土下座体勢になり、
若い男に後ろから突かれている。
枯れ木のような右手を伸ばして白髪頭の男の棍棒を
握り、
懸命にしごいていた。
「戦時も気にせずセックスか。
この治療は長丁場になるな……………」
「また逢うのはかなり先ですね先生」
二人はどこか愉しげに口を歪ませた。

