この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
あんなこんなエロ短編集
第11章 少年少女も脱皮する
ーーーーー「はああ~………


何でこんなにカッコいいんだろ」



うっとりしてしまう。



「ユヅキさん。それ、俺がいる前で言うセリフ



ですかね」



「あ、いたのヤブキ。



ねー、何でこんなにカッコいいんだと思う?」



夜8時。



夕飯をとり、



部屋に上がって課題の合間に見るカナトの



映像が堪らない。



「ほい、持ってけって母さんが」



ヤブキが包みを差し出した。



「え?


ありがとー。おばさん優しいね。めちゃいい



ニオイする~」



「ハンバーグだってさ。



お前細っこいからもっと食え」



うちは父親が単身赴任、母親が看護師だ。



朝食・夕食はテキトーに作って食べる。



ヤブキを見上げた。



「あれっ?



あんたいつの間にそんな背ー伸びたの?」



今ふと気付いた。



あたしより少し高いくらいだったのに。




「随分前からこの背丈なんだけど……」


あ。



ヤブキの機嫌が悪い。



「どうしたの?何かあった?」




「何もない」



プイとそっぽを向くヤブキ。



パーカーに細身のパンツ。



背中も広くてびっくりする。




「どしたのー?


ヤブキらしくなーい」



重い空気を払拭したく、



あたしはヤブキの背中に飛び乗った。



「いっ………何すんだよ!!」



怒声。



あたしの体はビクッと揺れた。



ヤブキがじっと見てくる。




「な、何……………」




「ホントに………いい加減にしろよ」



「え?」



ヤブキの右手が、あたしの肩を押さえつけてきた。



「きやっ!」


ベッドにダイブするみたいに倒れ込む。



「ちょっ……!やめて、やめてヤブキ!」



ヤブキの手があたしのスカートにかかる。



何をされてるのか分かって、恐怖がカラダを


突き抜けていく。



じたばた脚を上げるけどヤブキは退いて



くれない。



「いやーーーー」


叫んだ。



ヤブキはハッとしたようにあたしの上から飛びのく。



「………悪い………」



体が震える。



ずり落ちかけたショーツをもち上げるけど、



上手くできない。




















/450ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ