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あんなこんなエロ短編集
第11章 少年少女も脱皮する

ーーーーー「はああ~………
何でこんなにカッコいいんだろ」
うっとりしてしまう。
「ユヅキさん。それ、俺がいる前で言うセリフ
ですかね」
「あ、いたのヤブキ。
ねー、何でこんなにカッコいいんだと思う?」
夜8時。
夕飯をとり、
部屋に上がって課題の合間に見るカナトの
映像が堪らない。
「ほい、持ってけって母さんが」
ヤブキが包みを差し出した。
「え?
ありがとー。おばさん優しいね。めちゃいい
ニオイする~」
「ハンバーグだってさ。
お前細っこいからもっと食え」
うちは父親が単身赴任、母親が看護師だ。
朝食・夕食はテキトーに作って食べる。
ヤブキを見上げた。
「あれっ?
あんたいつの間にそんな背ー伸びたの?」
今ふと気付いた。
あたしより少し高いくらいだったのに。
「随分前からこの背丈なんだけど……」
あ。
ヤブキの機嫌が悪い。
「どうしたの?何かあった?」
「何もない」
プイとそっぽを向くヤブキ。
パーカーに細身のパンツ。
背中も広くてびっくりする。
「どしたのー?
ヤブキらしくなーい」
重い空気を払拭したく、
あたしはヤブキの背中に飛び乗った。
「いっ………何すんだよ!!」
怒声。
あたしの体はビクッと揺れた。
ヤブキがじっと見てくる。
「な、何……………」
「ホントに………いい加減にしろよ」
「え?」
ヤブキの右手が、あたしの肩を押さえつけてきた。
「きやっ!」
ベッドにダイブするみたいに倒れ込む。
「ちょっ……!やめて、やめてヤブキ!」
ヤブキの手があたしのスカートにかかる。
何をされてるのか分かって、恐怖がカラダを
突き抜けていく。
じたばた脚を上げるけどヤブキは退いて
くれない。
「いやーーーー」
叫んだ。
ヤブキはハッとしたようにあたしの上から飛びのく。
「………悪い………」
体が震える。
ずり落ちかけたショーツをもち上げるけど、
上手くできない。
何でこんなにカッコいいんだろ」
うっとりしてしまう。
「ユヅキさん。それ、俺がいる前で言うセリフ
ですかね」
「あ、いたのヤブキ。
ねー、何でこんなにカッコいいんだと思う?」
夜8時。
夕飯をとり、
部屋に上がって課題の合間に見るカナトの
映像が堪らない。
「ほい、持ってけって母さんが」
ヤブキが包みを差し出した。
「え?
ありがとー。おばさん優しいね。めちゃいい
ニオイする~」
「ハンバーグだってさ。
お前細っこいからもっと食え」
うちは父親が単身赴任、母親が看護師だ。
朝食・夕食はテキトーに作って食べる。
ヤブキを見上げた。
「あれっ?
あんたいつの間にそんな背ー伸びたの?」
今ふと気付いた。
あたしより少し高いくらいだったのに。
「随分前からこの背丈なんだけど……」
あ。
ヤブキの機嫌が悪い。
「どうしたの?何かあった?」
「何もない」
プイとそっぽを向くヤブキ。
パーカーに細身のパンツ。
背中も広くてびっくりする。
「どしたのー?
ヤブキらしくなーい」
重い空気を払拭したく、
あたしはヤブキの背中に飛び乗った。
「いっ………何すんだよ!!」
怒声。
あたしの体はビクッと揺れた。
ヤブキがじっと見てくる。
「な、何……………」
「ホントに………いい加減にしろよ」
「え?」
ヤブキの右手が、あたしの肩を押さえつけてきた。
「きやっ!」
ベッドにダイブするみたいに倒れ込む。
「ちょっ……!やめて、やめてヤブキ!」
ヤブキの手があたしのスカートにかかる。
何をされてるのか分かって、恐怖がカラダを
突き抜けていく。
じたばた脚を上げるけどヤブキは退いて
くれない。
「いやーーーー」
叫んだ。
ヤブキはハッとしたようにあたしの上から飛びのく。
「………悪い………」
体が震える。
ずり落ちかけたショーツをもち上げるけど、
上手くできない。

