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あんなこんなエロ短編集
第11章 少年少女も脱皮する

次の日、学校でヤブキに会った。
廊下ですれ違った。
ヤブキ、あたしをスルーした。
あたしも気まずくて顔を見ないようにした。
「どうしたの、珍しいね?ケンカ?」ミサト
が心配してくれる。
あたしは理由を言えなくて、
「そんなとこ」と伝えた。
ーーーーー夜。
「あ。
そうだ……」
ヤブキのお母さんがくれたハンバーグが
あったんだ。
あのあと冷蔵庫に入れておいた。
温めて食べる。
タマネギがたくさん入ってて美味だった。
いつも通り、部屋に上がりカナトの動画を見る。
ステージ上でオナニー中のやつ。
「…………ダメだぁ」
いつもなら、その姿を見るだけでスイッチが入る。
弄ってしまう。
なのに、気分が乗らない…………
「カナト~、どうしよう」
ヤブキのことを意識したことなんてなかった。
昔から知ってて。気が合って、楽ちんで、
とりあえず彼氏になっとく?みたいな。
「……………カナトかっこいいな………」
昨日のヤブキの背中。
妙に広かったな。
背も、いつの間にかあんなに伸びてて………
スマホを持ちヤブキに電話した。
『………はい』
おずおずとした声。
「ちょっと今から来てくんない?」
『は?』
「いいから来いっ、絶対来いっ」
廊下ですれ違った。
ヤブキ、あたしをスルーした。
あたしも気まずくて顔を見ないようにした。
「どうしたの、珍しいね?ケンカ?」ミサト
が心配してくれる。
あたしは理由を言えなくて、
「そんなとこ」と伝えた。
ーーーーー夜。
「あ。
そうだ……」
ヤブキのお母さんがくれたハンバーグが
あったんだ。
あのあと冷蔵庫に入れておいた。
温めて食べる。
タマネギがたくさん入ってて美味だった。
いつも通り、部屋に上がりカナトの動画を見る。
ステージ上でオナニー中のやつ。
「…………ダメだぁ」
いつもなら、その姿を見るだけでスイッチが入る。
弄ってしまう。
なのに、気分が乗らない…………
「カナト~、どうしよう」
ヤブキのことを意識したことなんてなかった。
昔から知ってて。気が合って、楽ちんで、
とりあえず彼氏になっとく?みたいな。
「……………カナトかっこいいな………」
昨日のヤブキの背中。
妙に広かったな。
背も、いつの間にかあんなに伸びてて………
スマホを持ちヤブキに電話した。
『………はい』
おずおずとした声。
「ちょっと今から来てくんない?」
『は?』
「いいから来いっ、絶対来いっ」

