この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
あんなこんなエロ短編集
第12章 カノジョのカレ
ーーーーー3日が過ぎた。


わたしは段々冷静になってきた。



…………連絡していいものか。



放課後携帯を弄っては仕舞い、弄っては仕舞う。



「まりえー!



ごめん、今日行けなくなっちゃった………」




沙梨が来て両手をぱちんと合わせる。




うちに来ることになっていた。




「…………あ、彼氏?」



何となく分かり、そう言うと「本当にごめん!



今日は絶対ダメだって言われてたのに、



急に空いたって」



と眉を下げる。




「いいよ、別の日にしようよ」




怒るところなのだろうが、



彼氏がいたらそちらが優先にもなるんだろう。




「ありがと!!本当にごめんね」



と、言いながら沙梨は体じゅうから喜びオーラが出て



いる。




彼氏がいるとあんな感じなのかな………



他の人たちも、彼氏持ちの人はどこか浮き足立っている。




「…………わたし、おかしいのかな………」




セックスをしたのに、



連絡すら躊躇っている。



また携帯を持ち、画面を見る。



ブルルルル………



「きゃっ」



急にバイブし、携帯を落とすところだった。



慌ててしっかり持つ。



画面には『着信   佐倉葉』とあった。




心臓が止まりそうになる。



どうしよう。



何を話せばいいんだろう?



「………も、もしもし」




とりあえず出た。




「ぷっ。何どもってんの」



笑いを押し殺した声。



















/450ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ