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処女(はじめての)調教
第1章 初めてのラブホテル
川沿いの大きなラブホテルの地下駐車場に彼は車を停めた。
「好きな部屋を選びなさい」
部屋の写真が写るたくさんのパネルの前で、彼は私の肩に腕をまわした。
本当に凄く恥ずかしかった。
私はピンクの色調が可愛い707号室を指さした。
上に向かうエレベーターの中、緊張と罪悪感で私は全く口をきけなかった。
ただ黙って彼の腕の中にいた。
部屋のドアを開けると、静かな優しい曲が流れていた。
ラブホテルって、暗くて汚い所だと勝手に思っていた。
でもそんなイメージとは違い、部屋の中は広くて綺麗で明るくて、そして清潔だった。
窓からは、街の景色が一望できた。
今まで知らなかった大人の世界を見ているようで、気分が高揚した。