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処女(はじめての)調教
第3章 墜ちる

ホテルを出て、彼の車に乗った。
時刻は三時少し前だった。

「次は年末に来れるかもしれないんだ。今度はもっと虐めてあげるからね。それまで処女でいるんだよ」

駅に向かう途中、彼に言われた。
ドキドキしなかった。
冗談じゃない……年末までなんて待てない──
早く……今すぐ気持ちいい事したいのに

駅前で車を降り、彼と別れた。
彼は笑いながら手を振っていた。
惨めになった。気持ちの悪い惨めさだった。



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