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処女(はじめての)調教
第1章 初めてのラブホテル
「よく似合うよ美希──ほら、自分の目で確かめなさい」
ぐいっとチェーンを引かれ、彼は私を洗面台の前に連れて行った。
大きな鏡に赤い首輪をした制服姿の私が映った。
そこには平凡な日常の私と、惨めでいやらしい私の姿が同時に存在していた。
「い、いや……」
恥ずかしさのあまり、私は鏡から顔を背けた。
本当の自分を見たような気がした。
背後に立つ彼に、それを見られるのが凄く恥ずかしかった。
「だめだよ、ちゃんと見なさい。僕のいうことを聞かないと───お仕置きだよ」
言われたとおり、再び鏡の自分に目をやった。
悔しくて惨めだったけど、胸はドキドキしていた。
「ほら、よく見てごらん」
彼の両手が私の肩を撫でた。
ピクンと身体が跳ね、その刹那、鏡の中の自分と目が合った。