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処女(はじめての)調教
第1章 初めてのラブホテル

涙が溢れそうなほど瞳は潤んでいた。
そんな自分の目を見て、なぜだか身体が熱くなった。
恥ずかしいのに、怖いのに、泣きそうな自分にドキドキした。

 「恥ずかしいかい?美希───」

 彼の声が背後から聞こえた。
耳に残る凄くやらしい声だった。
恥ずかしさと緊張で、小さく頷くのが精一杯だった。
鏡の中の彼を見ると、凄くやらしい笑みを浮かべていた。

 「もっと恥ずかしいことしてあげるからね」

 肩を撫でていた彼の腕がスーッと動くのを感じた。
ゆっくりと私の腕を撫で、荒い鼻息を私の耳元にふきかけてきた。 
 
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