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愛はいっぱい溢れてる
第2章 幸せのあしあと

 近所のシベリアンハスキーに恋したムック。
自分より体の大きなメス犬なのに……
さかりの時期は、シベリアンハスキーに会いに行くが相手にされず、涙の片思い。

 振られたら次の恋とばかりに、さかりの時期に飛び出すムック。

 ラブアバンチュールをしたはいいが、また道に迷う鈍臭さ。

 「あっ、隆雄さんとこの犬だ!」と近所のお寿司屋さんに保護されたいた。

 美香子さんの実家の里帰りにも同行するムック。
実家の秋田犬に喧嘩を売るが、あえなく敗北。

 何で自分より体のでかい犬に拘るムック?

 実家からの帰り道、オシッコをさせてあげる為、高速を下りた公園に立ち寄る。

 でも、ビクビクしてクゥーンクゥーンと鳴き出し、離れない。

 『こいつは、こうして飼い主から離されて、迷い犬になったのかも?』

 震えるムックを抱きしめる雅人。

 「離したりしねーよ!
お前、もう家族じゃん。
俺の弟だし」

 そんな風にムックの気持ちを考えてあげる雅人も兄として成長したな!

 ペットは飼い主の心も豊かにしていくのだと、しみじみ思った。

 ムックは、私がこの家族と巡り会う前に、沢山の幸せと強烈な想い出を遺していったスーパードッグ。

 一人っ子の雅人が携帯の壁紙がムックだったのは、かなり愛された証。

 因みに今の雅人のスマホの壁紙は何処を開けても娘。

 可愛くて大事な家族は傍に置いておきたいものだもんね。


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 どんなに仲良しの家族でも、お別れの日はある。
ヤンチャで強烈なムックとこの家族にもそんな日はやって来る……
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