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快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体
第37章 歯車が狂い始める

オレだったらいいのか、やっぱりオレは単なる性欲処理の道具なのか。
母親の性技の虜になり、母親無しではあり得ないセックスが少しづつ崩れてきた。
母親はその後、兄が住む場所を手配し、学費等の援助をしていた。
母親としては、実の息子と幼い頃に別れ、今まで会わなかった事への罪滅ぼしのような形で兄を経済的に楽にしてあげたが、兄は母親の事は今さら母親面して金の工面をしてもらってるが、母親の事などどうでもよく、ただ単に金づるという考えしかなかったようだ。
ただ、それを知るのはまだ先の事だった。
オレはオレで、兄がこうして母親と再会を果たしたわけだし、母親の仕事の後を継ぐのはオレじゃなく、血の繋がった兄が継ぐべきだと考えていた。
オレは仕事を継ぎたくないってワケではないが、兄がいずれ仕事を継いだ際、サポートする役割でいいと思ってた。
だからオレは母親に
「オフクロの仕事を継ぐのはオレじゃなくアニキに継がせた方がいいんじゃないか?オレはその下でアニキを助けるような形でいいから」
と母親に話した。
「亮輔はお母さんの仕事の後を継いで社長になりたくないの?」
母親の性技の虜になり、母親無しではあり得ないセックスが少しづつ崩れてきた。
母親はその後、兄が住む場所を手配し、学費等の援助をしていた。
母親としては、実の息子と幼い頃に別れ、今まで会わなかった事への罪滅ぼしのような形で兄を経済的に楽にしてあげたが、兄は母親の事は今さら母親面して金の工面をしてもらってるが、母親の事などどうでもよく、ただ単に金づるという考えしかなかったようだ。
ただ、それを知るのはまだ先の事だった。
オレはオレで、兄がこうして母親と再会を果たしたわけだし、母親の仕事の後を継ぐのはオレじゃなく、血の繋がった兄が継ぐべきだと考えていた。
オレは仕事を継ぎたくないってワケではないが、兄がいずれ仕事を継いだ際、サポートする役割でいいと思ってた。
だからオレは母親に
「オフクロの仕事を継ぐのはオレじゃなくアニキに継がせた方がいいんじゃないか?オレはその下でアニキを助けるような形でいいから」
と母親に話した。
「亮輔はお母さんの仕事の後を継いで社長になりたくないの?」

