この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体
第38章 仲間と遊ぶ楽しさ、そして兄の策略

兄が外出の支度をし、3人で外に出た。
小島という人は兄と同じようによく話し、よく笑う明るい感じのタイプだった。
「じゃあ今からボーリング行かねえか?お前も家にばかりいるから身体が鈍ってくるだろ?ボーリングやってカラオケやって飯でも食いに行こうぜー」
兄はオレと小島の間に入り、肩を組むようにして歩いた。
「亮輔くんボーリングのスコアはどのくらい?」
小島が気さくに話しかけてきた。
「えーっと、あんまやったことないんで、100いくかどうかです…」
「そうか、じゃあ今日はボーリングでストライクの取り方を教えるから行こう」
「あ、はい」
いいなぁ、アニキはこんな友人がいて。
そんなオレの心を見透かすかのように兄はオレの肩に手を置き
「小島、ボーリングスゲー上手いんだぜ。お前も教えてもらえよ、絶対上手くなれるよ」
少しテンションが高めの兄はオレと小島の橋渡し的な役をしているのだろう、いつしか歩きながらオレは小島にも打ち解け、仲良くアミューズメントセンターへと着いた。
ボーリングが上手いというだけあって、小島はストライクを連発する。
オレはガーターや、精々7,8本ピンを倒すぐらいだった。
「亮輔くん、投げるんじゃなく転がすようにして、立ち位置は真ん中よりちょい右か左で投げてみてごらん」
言われた通り少し右寄りに立ち、転がすように投げた。
バコーン!という音を立ててボールは全てのピンを倒した。
小島という人は兄と同じようによく話し、よく笑う明るい感じのタイプだった。
「じゃあ今からボーリング行かねえか?お前も家にばかりいるから身体が鈍ってくるだろ?ボーリングやってカラオケやって飯でも食いに行こうぜー」
兄はオレと小島の間に入り、肩を組むようにして歩いた。
「亮輔くんボーリングのスコアはどのくらい?」
小島が気さくに話しかけてきた。
「えーっと、あんまやったことないんで、100いくかどうかです…」
「そうか、じゃあ今日はボーリングでストライクの取り方を教えるから行こう」
「あ、はい」
いいなぁ、アニキはこんな友人がいて。
そんなオレの心を見透かすかのように兄はオレの肩に手を置き
「小島、ボーリングスゲー上手いんだぜ。お前も教えてもらえよ、絶対上手くなれるよ」
少しテンションが高めの兄はオレと小島の橋渡し的な役をしているのだろう、いつしか歩きながらオレは小島にも打ち解け、仲良くアミューズメントセンターへと着いた。
ボーリングが上手いというだけあって、小島はストライクを連発する。
オレはガーターや、精々7,8本ピンを倒すぐらいだった。
「亮輔くん、投げるんじゃなく転がすようにして、立ち位置は真ん中よりちょい右か左で投げてみてごらん」
言われた通り少し右寄りに立ち、転がすように投げた。
バコーン!という音を立ててボールは全てのピンを倒した。

