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快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体
第46章 完全なる計画

鴨志田はこれ以上巻き込まれるのはゴメンだとばかりに達也を睨み付けた。
「冗談じゃないわ、そのためにアタシを救ったの?これならまだあの店にいた方が良かったわ、アタシそんな事には協力出来ないから!」
「とりあえずここを出よう、場所を変えて詳しく話する」
達也は立ち上がり、テーブルにあった伝票を取り、カウンターで会計を済ませた。
(一体何考えてるの、この男は?消すって殺すって事…それだけは出来ない!)
鴨志田は背筋がゾッとした。
実の母親をこの世から葬り去るという計画の為に自分をソープから抜け出すようにした。
だが、結局は母親殺しの共犯として達也に利用されるのではないかと。
店を出て、鴨志田は先程、達也から受け取った封筒を返した。
「…このお金返すわ。アタシはとてもじゃないけど共犯になんかなりたくない、アナタのやろうとしている事は犯罪なのよ?それに絶対にバレないなんて保証はないじゃない!
無理、アタシには出来ない」
恐怖のあまり、足がガクガク震えてきた。
そんな怯えた表情をした鴨志田を達也はポンと肩を叩き、ニッコリと笑みを浮かべた。
「いいからこの金は受けとるんだ。大丈夫、オレもアンタも罪は犯さない。犯さないように消えてもらうだけだ」
「冗談じゃないわ、そのためにアタシを救ったの?これならまだあの店にいた方が良かったわ、アタシそんな事には協力出来ないから!」
「とりあえずここを出よう、場所を変えて詳しく話する」
達也は立ち上がり、テーブルにあった伝票を取り、カウンターで会計を済ませた。
(一体何考えてるの、この男は?消すって殺すって事…それだけは出来ない!)
鴨志田は背筋がゾッとした。
実の母親をこの世から葬り去るという計画の為に自分をソープから抜け出すようにした。
だが、結局は母親殺しの共犯として達也に利用されるのではないかと。
店を出て、鴨志田は先程、達也から受け取った封筒を返した。
「…このお金返すわ。アタシはとてもじゃないけど共犯になんかなりたくない、アナタのやろうとしている事は犯罪なのよ?それに絶対にバレないなんて保証はないじゃない!
無理、アタシには出来ない」
恐怖のあまり、足がガクガク震えてきた。
そんな怯えた表情をした鴨志田を達也はポンと肩を叩き、ニッコリと笑みを浮かべた。
「いいからこの金は受けとるんだ。大丈夫、オレもアンタも罪は犯さない。犯さないように消えてもらうだけだ」

