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快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体
第48章 大金は目の前だ

翌日、達也は亮輔に連絡を入れた。
亮輔は小島と遊ぶようになってからは、朝帰りの日々を送り、母親とはすれ違いの生活をしていた。
亮輔は寝ていたが、着信音に気付き、眠たそうに電話に出た。
「ふわぁい、もしもし」
【亮輔、オフクロそこにいないか?】
もちろんいるはずもない。
昨夜、母親は車ごと拐われて今頃は海の上だ。
会社では、母親が出社してないことに不審に思った幹部連中が何度も母親のケータイに連絡を入れたが応答はない。
社長の身に何かあったのか、社内では色々と各関係者に連絡を入れてみたが、手がかりは得られなかった。
達也も、幹部連中から昨晩の事を聞かれたが、達也は夕方に会社を出て、大学のサークルのコンパで居酒屋で飲んだ後、家に帰ったと答え、朝来てみたら、蜂の巣をつついたような騒ぎで、母親と連絡がつかないという事を初めて知った、と驚いた顔をした。
亮輔は小島と遊ぶようになってからは、朝帰りの日々を送り、母親とはすれ違いの生活をしていた。
亮輔は寝ていたが、着信音に気付き、眠たそうに電話に出た。
「ふわぁい、もしもし」
【亮輔、オフクロそこにいないか?】
もちろんいるはずもない。
昨夜、母親は車ごと拐われて今頃は海の上だ。
会社では、母親が出社してないことに不審に思った幹部連中が何度も母親のケータイに連絡を入れたが応答はない。
社長の身に何かあったのか、社内では色々と各関係者に連絡を入れてみたが、手がかりは得られなかった。
達也も、幹部連中から昨晩の事を聞かれたが、達也は夕方に会社を出て、大学のサークルのコンパで居酒屋で飲んだ後、家に帰ったと答え、朝来てみたら、蜂の巣をつついたような騒ぎで、母親と連絡がつかないという事を初めて知った、と驚いた顔をした。

