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快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体
第54章 ついに社長就任

「提案…?」
「そうです。実は僕の住んでいるワンルームマンションは母親が所有してるのはご存知ですよね?あの建物と土地を売却します。その金額を全て沢渡さんにお渡しします。それでどうでしょうか?」
あのワンルームマンションは立地条件も良く、一坪だけでもそれなりの金額だ。
金に目が眩んだ沢渡はどうしようか迷ったが、この件を揉み消して、尚且つ大金を得られるなら、社長の座に就かなくてもそれなりの旨味がある。
どっちを両天秤にかけると、このまま達也に社長を任せ、実権を握るのはオレだって可能だ。
要はコイツは雇われ社長として扱えばいいじゃないか、沢渡はそう思い付いた。
「…致し方ありません。社長の座は達也さんに譲る事にします。ただ必ず約束は守ってもらえますか?」
沢渡は不安そうに尋ねた。
「大丈夫です。沢渡さんの身に一切の危険が及ばないようにします。それでよろしいですね?」
念をおすように達也は沢渡に聞いた。
「それならば私はもう何も言う事はありません。ですからこの事は…」
「了解しました。それで沢渡さん、僕が社長に就任するという事を他の幹部の方々に伝えてもらえませんか?沢渡さんは母親に次ぐナンバー2の立場です。
その沢渡さんが僕の社長就任を伝えれば納得すると思うのですが」
あと一息だ、達也は返答を待った。
「…ではそういう事に致します」
やった!達也は内心でガッツポーズをとった。
「ありがとうございます。沢渡さん、今後は私のサポートをよろしくお願いします。この件は任せて下さい」
この瞬間、達也が社長に就任した。
後は思うがままだ。
沢渡をこっち側に抱き込む作戦は成功した。
「そうです。実は僕の住んでいるワンルームマンションは母親が所有してるのはご存知ですよね?あの建物と土地を売却します。その金額を全て沢渡さんにお渡しします。それでどうでしょうか?」
あのワンルームマンションは立地条件も良く、一坪だけでもそれなりの金額だ。
金に目が眩んだ沢渡はどうしようか迷ったが、この件を揉み消して、尚且つ大金を得られるなら、社長の座に就かなくてもそれなりの旨味がある。
どっちを両天秤にかけると、このまま達也に社長を任せ、実権を握るのはオレだって可能だ。
要はコイツは雇われ社長として扱えばいいじゃないか、沢渡はそう思い付いた。
「…致し方ありません。社長の座は達也さんに譲る事にします。ただ必ず約束は守ってもらえますか?」
沢渡は不安そうに尋ねた。
「大丈夫です。沢渡さんの身に一切の危険が及ばないようにします。それでよろしいですね?」
念をおすように達也は沢渡に聞いた。
「それならば私はもう何も言う事はありません。ですからこの事は…」
「了解しました。それで沢渡さん、僕が社長に就任するという事を他の幹部の方々に伝えてもらえませんか?沢渡さんは母親に次ぐナンバー2の立場です。
その沢渡さんが僕の社長就任を伝えれば納得すると思うのですが」
あと一息だ、達也は返答を待った。
「…ではそういう事に致します」
やった!達也は内心でガッツポーズをとった。
「ありがとうございます。沢渡さん、今後は私のサポートをよろしくお願いします。この件は任せて下さい」
この瞬間、達也が社長に就任した。
後は思うがままだ。
沢渡をこっち側に抱き込む作戦は成功した。

