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快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体
第18章 じゃあ、オッパイ触らせてよ
鴨志田はどうやらオレの帰りを待っていたみたいだ。
しかもスーパーで買った惣菜やら野菜やら肉の入ったビニール袋を持っていた。

「古賀くん、いつもこんな遅くまでバイトしてるの?」

しかしでけーオッパイだなホントに。

そんだけ目立ってりゃ痴漢に遭うんじゃないか。またオレは鴨志田の胸をガン見していた。

「先生ってもしかしてこのマンションに住んでるんですか?」

エントランスの自動ドアの横で壁にもたれながら鴨志田が立っていたので、オレはここの住民でカギを忘れて誰かが来るのを待ってオートロックのドアを解除してくれるのだろうかと思っていた。

「まさか、先生はこんな立派なマンションに住めるような生活は出来ないもん」

じゃ、誰か知り合いでもいるのだろうか。

「で、何してるんですか、そんなとこで?」

オレはオートロックのドアを解除した。

「古賀くん、貴方を待ってたのよ」

鴨志田は少しうつむき加減でボソッと呟いた。

「あの、何でオレを待ってるんすか?もしかして放課後の話の続きですか?オレこれから飯の支度して風呂入って寝たいんですけど。何度も言いますけど、今は学校よりもバイトの方が優先なんで。だから話になんないと思いますよ」

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