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快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体
第18章 じゃあ、オッパイ触らせてよ
オレはバイトで疲れて、家に着いてから飯の支度しなきゃなんない。
飯の支度っていっても、米を研いで玉子を焼いて、後はたくあんぐらいしかないからロクな晩飯じゃないんだが。

「ご飯まだ食べてないでしょ?だからさっきスーパーで色々と買ってきたの。良かったら一緒にご飯でも食べない?先生が作るから」

…何を言ってんだ?もう夜の10時を回ってんだぞ。明日だって学校が終わったらバイトがあるんだ、ただでさえ疲れてんのに、何でこれから一緒に飯を食わなきゃなんないんだ?

「あの、いくら生活に困ってるからってそこまでしてもらおうなんて思ってないすから。オレはホームレスじゃないんで!」

オートロックのドアを解除したのはいいが、このままでは鴨志田まで家に来てしまう。
それに教室で、冗談半分で先生が面倒見てくれますか?なんて言ったが、それを真に受けて食材買ってくるコイツはホントにバカなんじゃないか?誰が食い物まで恵んでくれって言うか!

そんな事恥ずかしくて言えるワケないだろ!

「もういいでしょ、明日はちゃんと学校に行きますから。じゃ、サヨナラ」

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