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快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体
第29章 こんなとこ辞めてやらぁ!
1日目は風呂に入る気力さえもなく、そのまま寝てしまい、またドアをドンドンと叩く音で起こされた。
時計は朝の5時50分、はぁーい、と返事をしてドアを開けると、昨日と同じヤツが立っていた。
「おい、いつまで寝てんだよ、こうやってこっちが毎日起こしに行かないと起きれないのかよ!」
また朝っぱらから怒鳴られた。そもそもコイツ何て名前だ?こっちは自己紹介したんだから名前ぐらい教えてくれてもいいだろ。
僅か数ヶ月だった高校生活だったが、教室でオレはあまり同級生と会話をしなかった。だが、挨拶をすれば必ず返事をしてくれた。
なのにこの連中は大人のクセにこっちが挨拶してもろくに返事をしない。
オレは後部座席に座り、出発するのを待っていた。
すると痩せ型の神経質そうに眉間にシワをよせたオヤジが
「よお、ここはオレが座るんだよ、お前はここへ座れ!」
と最後部座席に押し入られた。
誰がどこに座ろうが関係ないじゃないか、オレはまだ2日目だが、ここじゃ長く勤まらないと思った。
そして車は高速を乗ってものすごい勢いでビュンビュンと他の車を追い抜いていく。
運転が乱暴で寝たくても、こんなんじゃ寝れない。
そして8時少し前に現場に着いた。
時計は朝の5時50分、はぁーい、と返事をしてドアを開けると、昨日と同じヤツが立っていた。
「おい、いつまで寝てんだよ、こうやってこっちが毎日起こしに行かないと起きれないのかよ!」
また朝っぱらから怒鳴られた。そもそもコイツ何て名前だ?こっちは自己紹介したんだから名前ぐらい教えてくれてもいいだろ。
僅か数ヶ月だった高校生活だったが、教室でオレはあまり同級生と会話をしなかった。だが、挨拶をすれば必ず返事をしてくれた。
なのにこの連中は大人のクセにこっちが挨拶してもろくに返事をしない。
オレは後部座席に座り、出発するのを待っていた。
すると痩せ型の神経質そうに眉間にシワをよせたオヤジが
「よお、ここはオレが座るんだよ、お前はここへ座れ!」
と最後部座席に押し入られた。
誰がどこに座ろうが関係ないじゃないか、オレはまだ2日目だが、ここじゃ長く勤まらないと思った。
そして車は高速を乗ってものすごい勢いでビュンビュンと他の車を追い抜いていく。
運転が乱暴で寝たくても、こんなんじゃ寝れない。
そして8時少し前に現場に着いた。