この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
性用占精術 秘密のセックス鑑定
第1章 アリエスの女 始まりの章
「ちょっと、君」
「お願い、先生」
女性の割に強い力で僕の両手首をつかみベッドに押さえつけ荒々しい口づけをしてくる。
「む、ぐ、う、むむ」
なんとか顔をそらし彼女の身体の下から抜け出す。
「だからそういう性急な行為はダメだよ。君が真剣なのがよくわかったから僕も観念するよ。
よく聞いて。僕が『いい』と言うまで自分から動いてはダメだ。僕の指示に従うこと。いいね?」
「わかりました」
まっすぐに目を向けてくる真帆の顎を手に取り、僕は口づけを始めることにした。
彼女の唇は上唇のほうが少し厚ぼったく口角が上向きで、すぐに吸い付いてきそうな形をしている。アヒル口というやつだ。
この形の唇は愛らしく見えることもあるが、口づけを交わしにくい。
彼女をベッドに横たわらせ、小首をかしげるように顔を傾けさせてから舌を差し入れる。
「優しく吸いなさい」
僕の差し入れた舌を吸わせる。絡め合わせてからお互いの唾液が十分に口の中を潤すのを感じてから、僕は口づけをやめた。
青いネクタイを外してサイドテーブルに置き彼女に指示をする。
「じゃ、僕のシャツのボタンをはずしなさい」
「はい」
彼女は身体を起こして、濡れた唇と潤んだ瞳で、言われたとおりにボタンをはずし始めた。
「ゆっくりね。はずしたら脱がしてしまわずに胸をマッサージするように撫でてごらん」
僕も彼女のワンピースのボタンをはずす。下まではずしてしまうとワンピースと同じオレンジ色のシンプルなブラジャーとショーツが見える。
「今度からキャミソールをもう一枚くらい着ておきなさい。そんなに凝った下着じゃなくていいから」
「わかりました」
彼女は従順に頷きながら僕の胸を撫でまわしている。
「あの」
「ん?」
「先生って身体逞しいんですね。もっとひょろっとしてるのかと思ってた」
頬を染めて擦りながら身体を見てくる。
「占いの仕事してる時以外はここら辺の山仕事を手伝ったりもしてるからね。勝手についた筋肉だよ」
「そうなんですか」
ワンピースを脱がしてから僕は自分でシャツを脱いだ。
「そのまま横になってて。僕がするのをじっと感じていなさい」
「――はい」
「お願い、先生」
女性の割に強い力で僕の両手首をつかみベッドに押さえつけ荒々しい口づけをしてくる。
「む、ぐ、う、むむ」
なんとか顔をそらし彼女の身体の下から抜け出す。
「だからそういう性急な行為はダメだよ。君が真剣なのがよくわかったから僕も観念するよ。
よく聞いて。僕が『いい』と言うまで自分から動いてはダメだ。僕の指示に従うこと。いいね?」
「わかりました」
まっすぐに目を向けてくる真帆の顎を手に取り、僕は口づけを始めることにした。
彼女の唇は上唇のほうが少し厚ぼったく口角が上向きで、すぐに吸い付いてきそうな形をしている。アヒル口というやつだ。
この形の唇は愛らしく見えることもあるが、口づけを交わしにくい。
彼女をベッドに横たわらせ、小首をかしげるように顔を傾けさせてから舌を差し入れる。
「優しく吸いなさい」
僕の差し入れた舌を吸わせる。絡め合わせてからお互いの唾液が十分に口の中を潤すのを感じてから、僕は口づけをやめた。
青いネクタイを外してサイドテーブルに置き彼女に指示をする。
「じゃ、僕のシャツのボタンをはずしなさい」
「はい」
彼女は身体を起こして、濡れた唇と潤んだ瞳で、言われたとおりにボタンをはずし始めた。
「ゆっくりね。はずしたら脱がしてしまわずに胸をマッサージするように撫でてごらん」
僕も彼女のワンピースのボタンをはずす。下まではずしてしまうとワンピースと同じオレンジ色のシンプルなブラジャーとショーツが見える。
「今度からキャミソールをもう一枚くらい着ておきなさい。そんなに凝った下着じゃなくていいから」
「わかりました」
彼女は従順に頷きながら僕の胸を撫でまわしている。
「あの」
「ん?」
「先生って身体逞しいんですね。もっとひょろっとしてるのかと思ってた」
頬を染めて擦りながら身体を見てくる。
「占いの仕事してる時以外はここら辺の山仕事を手伝ったりもしてるからね。勝手についた筋肉だよ」
「そうなんですか」
ワンピースを脱がしてから僕は自分でシャツを脱いだ。
「そのまま横になってて。僕がするのをじっと感じていなさい」
「――はい」