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性用占精術 秘密のセックス鑑定
第1章 アリエスの女 始まりの章
「じゃ、二人とも服を脱いでペッティングを始めたとするよ。このへんで多少は相手のほうが君の上に乗っかったりしてない?」
真帆は恥ずかしそうに答える。
「やっぱりワタシが乗っかってます……」
「……もうちょっと待とうか」
「はい……」
「ちょっと何とも言いにくいけど一洋さんがワンテンポ早い感じだね。体位も騎乗位かな?」
「まあ、そうですね。わかっていても自分から動いちゃうんですよ」
真帆は自嘲的な笑みを浮かべた。
確かに頭でわかっていても彼女のように活力に満ち、考えるより先に身体が動いてしまうタイプには、僕のアドヴァイスは実行が難しいだろう。
眼鏡の位置を中指で直しながら、少し考え込んでいると真帆が「あ、あのっ」と話しかけてきた。
「ん?」
「実際に抱いてみてください。実践で教えてもらわないと、ワタシ……分からないと思うんです。先生、お願いです」
「ダメだよ。さすがにそれはやめておくよ。生徒とそういう関係にはなれないよ。
申し訳ないけど」
「ワタシ、スクールやめてきました。だからもう、生徒じゃありません」
――えっ、と驚いていると真帆が突然のしかかってきた。
真帆は恥ずかしそうに答える。
「やっぱりワタシが乗っかってます……」
「……もうちょっと待とうか」
「はい……」
「ちょっと何とも言いにくいけど一洋さんがワンテンポ早い感じだね。体位も騎乗位かな?」
「まあ、そうですね。わかっていても自分から動いちゃうんですよ」
真帆は自嘲的な笑みを浮かべた。
確かに頭でわかっていても彼女のように活力に満ち、考えるより先に身体が動いてしまうタイプには、僕のアドヴァイスは実行が難しいだろう。
眼鏡の位置を中指で直しながら、少し考え込んでいると真帆が「あ、あのっ」と話しかけてきた。
「ん?」
「実際に抱いてみてください。実践で教えてもらわないと、ワタシ……分からないと思うんです。先生、お願いです」
「ダメだよ。さすがにそれはやめておくよ。生徒とそういう関係にはなれないよ。
申し訳ないけど」
「ワタシ、スクールやめてきました。だからもう、生徒じゃありません」
――えっ、と驚いていると真帆が突然のしかかってきた。