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性用占精術 秘密のセックス鑑定
第6章 バルゴの女 処女の章
「うーん」
「はぁはあ……。どうかして?」

 不安そうに小首をかしげる真澄は、無垢な瞳でじっと見つめてくる。おかっぱ頭で澄んだ瞳の彼女は、若かりし頃は市松人形のようであっただろう。

「いや。なかなかの名器ですよ」
「メイキ?」

「ええ。すごく具合がいいと言うことです。男にとって最高です。」
「良かった。いいことなんですね?変じゃありませんよね」

「勿論。僕はコンドームをつけますので生でできる男性が羨ましいですよ」
「まあっ!」

 真澄はまた顔を赤らめ横を向いた。こういうやり取りの、反応もいい女性はセックスしていて楽しい。
 もう一本指を追加し、中指と人差し指をそろそろと挿入する。

「平気ですか?」

「うう、は、はい、平気です。で、でも、な、なかが圧迫されて……。はぁはぁ。なんだか疼くようなもどかしいような」

「すごく濡れてきましたよ。出来るだけ痛くないように優しくしますから」

 指から滴る愛液がシーツまで濡らしてしまいそうだ。ゆっくり動かしてもグチュグチュと音を立て始め、真澄は恥ずかしさのあまり、手で顔を覆っている。


「あっあっ、やっ、あっ、あっ、へ、変。あそこがムズムズしちゃう」

「あとでイかせてあげますからね」
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