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お兄ちゃんといっしょ
第11章 第11章
ビジネスホテルを訪れるのは生まれて初めてだった。
シングルサイズの小さいベッドに小さい机、小さいテレビがあるだけの、狭っ苦しい客室。
真っ白いシーツがかかったベッドに、ひふみっくすは靴のまま仰向けに寝転ぶ。
そして、私に言った。
「よし。じゃあ、今からはじめよう。
ゆうべ決めたとおり、今からは僕のこと“お兄ちゃん”って呼ぶんだよ。
お互い、そのほうが燃えるって話だったもんね」
生唾を飲み込む。
こめかみから汗がひとすじ、顎の方に垂れた。
「さて。このみ、お兄ちゃんの服、脱がしてくれる?」
シングルサイズの小さいベッドに小さい机、小さいテレビがあるだけの、狭っ苦しい客室。
真っ白いシーツがかかったベッドに、ひふみっくすは靴のまま仰向けに寝転ぶ。
そして、私に言った。
「よし。じゃあ、今からはじめよう。
ゆうべ決めたとおり、今からは僕のこと“お兄ちゃん”って呼ぶんだよ。
お互い、そのほうが燃えるって話だったもんね」
生唾を飲み込む。
こめかみから汗がひとすじ、顎の方に垂れた。
「さて。このみ、お兄ちゃんの服、脱がしてくれる?」